安定した暮らしのために考えてみませんか?
わたしたちの日々の暮らしの電気代やガス代などの光熱費は、近年の世界的なエネルギー需要の高まりやパンデミック、戦争などの社会情勢の影響を受け値上がりし続けている傾向にあります。また、その電気を発電するための石油やガスなどはくらしに欠かせない化石燃料ですが、いずれ枯渇する有限な資源であるため、そこに依存しすぎない
社会をつくる環境配慮も課題のひとつです。
そういった各家庭の家計を逼迫する面と、社会全体の環境を守る面の両方を解決していく策のひとつが「自然エネルギーの活用」だと考えます。太陽光、風力、地下水、雨水など自然に溢れるエネルギーを有効活用することで、家計にも環境にも影響が少ない安定した暮らしを考えてみませんか?
電気をつくる
– 太陽光発電システム
電気はご自宅で「つくる」ことができます。太陽光発
電(ソーラー発電)などがそれにあたります。
つくった電気は電力会社に売ることができますが、以前と比べると売電価格が下がっていますのであまりメリットがありません。そのため、つくった電気を何らかのカタチでためて使用した方が良いでしょう。
家庭用の蓄電池(バッテリー)に貯めて電気として使う、お湯を沸かすなどの熱として貯めて使う、電気自動車に充電して燃料代わりに使ったりV 2 H(Vehicle to Home / 家庭用電源として給電できる)機器に蓄電するなど、用途は様々あります。
→ 関連工事
電気を貯める
– 家庭用蓄電池システム
太陽光発電システムなどでつくった電気を蓄電池に貯めて生活に利用します。安い電力単価の時間帯には電力会社の電気を使用し、夕方などの高い電力単価の時間帯には蓄電した電気を利用する「ピークシフト」が可能です。電気自動車+V2H(電気自動車と家の電気との連系装置)と組み合わせればEVやPHVを充電しながら家庭用電源としても蓄電もでき、さらに無駄なく安心な暮らしを実現することができます。もちろん、停電時や非常時でも無電源となる心配がありませんので各家庭のスタンダードとなりつつあります。
→ 関連工事
お湯をつくる
– 真空管型太陽熱温水器
太陽の熱を集めてお湯をつくることができる、日当たりさえよければ「冬でもお湯が沸く」高性能な太陽熱温水器。真空二重ガラス管構造が太陽光から集熱し、ウレタン保温で包まれた貯湯槽に40~50℃のお湯を貯めます。このお湯をガス給湯器や石油給湯器に連結することができますので、お湯を沸かすアシストとしてガスや灯油などの燃料の使用を抑えることができます。夏場は200Lの貯湯で燃料の使用はほとんどなくなりますし、冬場も晴れれば水温を上げることができ、加温のための燃焼も少なくなるので年間通して活用できます。水道に直結でき日当たりの良い場所であれば、屋根だけでなくお庭にも設置可能です。
→ 関連工事
お湯をつくる
– 貯湯式給湯器
大気中の熱を集めてお湯を沸かすエコキュート。空気は圧縮すると温度が上がり、膨張させると温度が下がる性質を活用した技術です。電力は熱を運ぶ動力として使うため、少しの電力で大きな熱を利用することができます。従来の電気でお湯を沸かす電熱方式と比べると1/3~1/4の電力でお湯を沸かすことが出来ます。そのため電熱式の電気温水器を使われている方は、すぐにエコキュートへ交換する事をお勧めします。太陽光発電システムと連携して自家製の電気でお湯をつくることもでき、さらにそのお湯を貯めるとより経済的です。
→ 関連工事
気温を下げる(屋外)
– ドライミスト
水を微細な霧の状態で噴射し、蒸発する際の気化熱の吸収を使用して周辺の気温を2~3度下げるドライミスト。
ミクロの水の粒子が素早く蒸発し、肌や服など人に触れても濡れる感触がほとんどありません。夏場でもお庭やテラスなどの屋外空間を涼しくし、有効活用するのに最適です。ご家族の外遊びの誘発、熱中症対策、作業環境の改善などに是非ご活用ください。一般家庭以外でも園庭、テラス、遊歩道、商店街、休憩所など多くの人が利用する場所に有効です。
→ 関連工事
地下水の有効活用
– 地下水井戸ポンプ
弓浜半島は地下水の豊富な地域です。米子市の上水道は美味しくて有名ですが日野川の伏流水を汲み上げて家庭まで送水しているため、たくさんのエネルギーを消費します。
お庭の水撒き、打ち水、融雪、トイレの流し水など上水道の必要のないところは地下水を活用しましよう。通年で水温が15度前後に安定した井戸水は夏はスイカを冷やしたり、冬は積雪を溶かすなど皆さまの暮らしをサポートしてくれます。
→ 関連工事